来年の春には小学生になるお子さんをもつお父さんお母さん。
ランドセルを買いたいけれどちょっと家計的にきついかも・・・
とお悩みの方は、安いランドセルをご検討されると思いますが、ここで疑問が。
安いランドセルって耐久性はどうなのでしょうか。
6年間も使い続けられるのか、普通のランドセルと何が違うのか。
この記事では、そんな疑問をもつ方々のために「安いランドセルの耐久性と違い」を調査しました。
安いランドセルをご検討されている方は、ぜひご参考ください。
安いランドセルと普通のランドセルの違い
安いランドセルと普通のランドセルの違いの前に、最近のランドセルの平均価格から。
最近のランドセルの平均価格は55,339円。
結構の値段するな…と思われている方、実はランドセルの平均価格は年々上がっているんです。
詳しくはこちらの記事にまとめてありますので、よろしければご参考ください。
[kanren postid=”446″]さて、安いランドセルと普通のランドセルは何が違うのでしょうか。
▼デザイン面
安い価格帯のモデルはデザインがとにかくシンプルです。
無駄な装飾がほとんどなく、昔ながらのベーシックなデザインが多いようです。
男の子向けだとシンプルデザインで十分ですが、女の子は派手でキラキラのデザインを好む子が多い。
そういった場合はあまり安いモデルだとと欲しいものが見つからない可能性があります。
▼縫い糸
ランドセルの縫い糸の太さや、角の仕上げが結構違います。
安いランドセルのコーナー部分は余分な革が余り、べろんべろんになっている場合も。
▼素材
安いランドセルの素材は人口皮(クラリーノやタフガード)が多いです。
人口皮は価格が安いですが、天然皮革のランドセルよりもお手入れが楽だったり、生地が軽くてやわらかいなど、良いところが沢山あります。
安いランドセルの理由は、
デザインがシンプルで、刺繍があまり頑丈ではなく、素材が人口皮
というのが大きな違いですが、その他にも安くなる理由があります。
それは「型落ちランドセル」です。
(※型落ちランドセルというのは、デザインが去年以前のもの。)
ランドセルは毎年新作がでるのですが、当然全て売れるわけではないので、去年のデザインで売れ残っている物を在庫処分するのです。
例えばCMでもお馴染みのフィットちゃんだと、
定価 62,700円(税込) が 33,000円(税込)(2021年度モデル)
同じくお馴染みの天使の羽ランドセルの場合は、
定価 53,000円(税込) が 36,000円(税込)(2021年度モデル)
と、言うように半額以下で買える場合も。
※但し、6年間保証がつくメーカーとつかないメーカーがあるのでよくご確認ください。
デザインが少し古くなるだけで価格が大幅に下げられているなんて、とてもお得に感じます。
ランドセルは買ってあげたいけど、あまり高価なものは・・・と、言うような方はぜひ、「型落ちランドセル」をチェックしてみてください。
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安いランドセルの耐久性は?
安いランドセルのご購入を検討されている方が一番気になるのは「安いランドセルの耐久性」についてですよね。
近年で一番お安いランドセル(国内産)といえば‟ニトリ”のランドセル。
お値段はなんと29,900円(税込)という驚きのお値段です。
そんなニトリのランドセルの耐久性はどうなのでしょうか。
世のお母さんの口コミがこちら。
< 高評価・口コミ >
●お世辞にも大事に扱っているとは言えませんが、特に問題なく6年間使用できました。多少の型崩れはありましたが気にならないレベルです。
●思っていたよりも丈夫です!ランドセルの上に乗ったり、投げたり、雪の中に埋めたりしていますが、切れたりほつれたりといった症状はありません。
●ランドセルが可哀そうなほど乱暴な扱いですが…丸3年耐えていますよ。
●安いし、丈夫だし、物もたくさん入るし、文句の付けどころがない!
続いて低評価の口コミをまとめてみました。
< 低評価・口コミ >
●値段が安すぎて買いづらいし、他のお母さんの目が気になる。
●ニトリというだけで買う気がしない…
●肩ベルトが切れた
●背カン部分の革が切れた
ニトリなどの安いランドセルといえば、すぐ壊れる・安っぽいという口コミがあったのも昔の話。
2011年よりTEIJINとの共同開発によるタフガードを採用してからは強度・機能性・デザイン・カラーなどありとあらゆる角度から研究・開発を重ね、常に進化をしてきました。
最近のニトリのランドセルで「壊れた」という口コミはあまりありません。
むしろ「丈夫」「へこたれない」といったプラス評価ばかりが目立っているように感じました。
でも値段が安いって何か心配・・・と思っている方はご安心を。
ご覧のように、すべて自社で開発・製造・納品を行なっているので、小売業者を通さない分、ランドセルのお値段を安くできるというわけなんです。
なので、値段が安い=粗悪品というわけではないということをご理解ください。
安いランドセルは6年後どうなる?
安いランドセルは6年間使い続けることができるのか?と不安に思っている方もいるかもしれません。
そこで、6年間使い続けた方の使い続けた後どういう状態になるのか、口コミを調べてみました。
▼イオン かるすぽ(3万円前後)
イオンのかるすぽを買いました。
うちの子は男の子ですが、ソリにしたり投げたりとか無く、雑に扱ってなかったので(丁寧でもありませんが…)6年後も結構きれいな状態です。
さすがにお下がりとかにはしませんが(・_・;)
▼㈱協和 ふわりぃランドセル(3万5千円前後)
若干よれてるけど、見た目は綺麗な方だと思うなー。
部品も交換とかしたことないし。うちの娘があんまり雑に扱わなかったからかもしれないけど。
お二人とも4万円未満の安いランドセルですが、見た目がキレイですね。
この口コミで共通しているのが「あまり雑に扱ってない」という点。
置くときに投げたり、サンドバックにしたりするお子さんだとここまで綺麗に保てるかは微妙かと・・・。
安いランドセルでのいじめの件について
子どもが安いランドセルが原因で学校でいじめられないか心配されている方は多いと思います。
安いランドセルだと学校でいじめられるのでしょうか?
口コミを調べてみたところ、答えは「NO」です。
ランドセルが安いからといっていじめられることはありません。
まず、子供たちは自分が(相手が)背負っているランドセルのメーカーなんて気にしませんよね。
「あいつ、ニトリのランドセルだ。だっせー」なんて会話をしているなんて、聞いたことがありません。
地域性もあるかもしれませんが、もしかしたら高級住宅街に住まわれている方だと
「〇〇君、どこぞのプライベートブランドの安いランドセル背負っているわよ。」
なんてボスママが言い出す可能性があるかもしれませんが・・・
やはりランドセルのメーカーを気にするのは親なので、子供同士ではまず気にしません。
なので、安いランドセルだからといっていじめられることは無いと思います。
まとめ
安いランドセルの耐久性と違いをご紹介しました。
その違いは、
・デザインがシンプル
・刺繍があまり頑丈ではない
・素材が人口皮
という3点が大きな違いです。
他にも安いランドセルの理由は、去年以前のデザインのものが「型落ちランドセル」としてネットで安く購入できるものもあります。
そして、安いランドセルの代表格でもある‟ニトリのランドセル”の耐久性を口コミで調べたところ、「思ったよりも丈夫」という声がたくさんありました。
ランドセル業界は年々進化しており、安いランドセル=粗悪品というのも昔の話。
雑に扱わなければ6年間しっかりと使えるので、安心してご購入ください。